揮発性

なんにも残らない

2018年が始まりました(転職しました)

 全日本おつかれさまでした。
 五輪出場おめでとうございます。
 あけましておめでとうございます。
 寒中お見舞い申し上げます。
 鬼は外、福は内。
 ハッピーバレンタイン。
 メダルおめでとうございます。
 五輪おつかれさまでした。
 北山さんお誕生日おめでとうございます。
 町田さんお誕生日おめでとうございます。

 気がつけば3月も半ばになっていた。
 2017年の現場を総括したりベストコスメを書いたりしたいと思っているうちに、もう1月クールのドラマが終わろうとしている。

 今年に入って、仕事をクビになった。
 私は1年契約の非正規雇用なので、正確には「解雇」ではなく「雇い止め」である。たびたび話題になる「2018年問題」とはあまり関係がなく、単純に勤め先の経営難が理由だ。私のポストは3月で無くなることが決まり、それを言い渡されたのが1月末。無職まで残り2ヶ月、突然のカウントダウンが始まった。もっと早く言ってくれ。
 前から「いつかここを辞めなくてはいけない」とは思っていた。頑張ったところでお給料もボーナスも上がらないし、正社員にはなれない。一生結婚しないかもしれないし、母親は歳をとっていく。だんだん転職も難しくなるだろう。そう思ってはいたものの、自分から辞めるのと、向こうから辞めさせられるのは精神的ダメージが全然違った。私が上司の立場でも私を切るよなー、仕方ないと言い聞かせて乗り切った。

 田舎なので、転職サイトを見たってきつそうな営業やモンテ系の店長候補しか載っていない。ハロワのほうがよっぽど効率がよかった。それでも内勤だと月14万・休み月6日・賞与なし・昇給なしなんて求人がゴロゴロしていて、「何が近年最高の有効求人倍率だクソったれ」と悪態をつきながら求人を探した。無心で仕事をこなし履歴書を書きハロワに行く生活。久しぶりのSPI対策では頭が回らなくなっていた。もう2月の記憶がほとんどない。
 私が雇い止めになることは周りの人たちも知っていて、他の契約社員たちから何となく伝わってくる「私じゃなくてよかった」という憐れみが癇に障った。今に見てろ、ぜったい今より稼いでやる、チケットだってデパコスだって買ってやるんだからな、という気持ちをモチベーションにしていた。

 結果から言えば、1社目に受けたところで働くことになった。お給料も今よりよくなるし、生活サイクルも今とほとんど変えなくていい。アラサーにして初めての正社員。あとは人間関係だが、その時はその時だ。
 上司に転職先が決まったことを伝えると、心底ホッとした顔で「よかったね!」と祝ってくれた。行き先が決まらないままの人間を切るのは、さぞかし後味が悪いのだろう。その「よかった」は私ではなく彼自身に向けたものに聞こえた。貴方の罪悪感を軽減するために転職先を決めたのではないと思ったが、ぐっと飲み込んだ。今までお世話になりました。

 4年に1度の五輪は転職活動の片手間にしか見られなかった。ゴスペラーズの苗場公演もライブビューイングすら行けなかったし、楽しみにしていた劇団雌猫のイベントも筆記試験が入ってしまった。欲しかったチケットは、春からの収入が分からないのでほとんど見送った。やりたいことがたくさんある。パラリンピックを観たいし、ブログを書きたいし、コンサートに行きたいし、スケートを観たい。とりあえず髪を切りに行こう。
 やっと2018年が始まった気がする。あけましておめでとう自分。今年もよろしくお願いします。