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揮発性のことば

なんにも 残らない

2016年現場まとめ

ゴスペラーズ スピッツ フィギュアスケート

 ものすごく今更な感じもするけれど、去年行った現場とかあれこれをまとめておこうと思う。
 2015年の秋から2016年の3月までは勉強にあてていたため、空白期間になっている。まさかこの歳になって平日毎日学校へ行くとは思っていなくて、とても貴重で充実した時間だった。試験には落ちたけど。なので2016年は実質9ヶ月くらいの現場記録になっている。


 4月25日
 GOSMANIAファンの集い2016@ZeppNAMBA

 ゴスのライブはほぼ1年ぶりだった。
 1人足りないゴスを見るのはテレビでもつらくて、北山さんが休養を発表して以降、ライブから足が遠のいていた。
 久しぶりの現場は前となにも変わってなくて、友人たちも変わらず接してくれた。本当にありがたい。開演前から緊張で手汗が止まらず、隣の席の見ず知らずのお姉さんにまで心配されてしまった。「北山さんが復帰してから初めてのライブなんです、手紙も書いたんです」って言ったら「早くボックスに入れておいで!」と言ってくれた。みんなが優しい。ステージの上には、私の大好きな5人がいた。1曲目の1音目で緊張は吹っ飛んで涙が止まらなくなった*1。5人がそこにいることが、いかに当たり前で当たり前じゃないことなのかを痛感する公演になった。泣いて笑って泣いて、帰り道のゴミゴミしたなんばの街がキラキラして見えた。
 今年はいよいよ大型ツアーが始まる。この「どこへ行こうか」と計画する感覚、本当に久しぶりでワクワクする。


 4月29日 AM/PM
 5月5日 AM/PM
 Prince Ice World 2016 inYOKOHAMA@新横浜スケートセンター

 町田さんの出演情報の変更などがあって、GW中に夜行バスで東京2往復という鬼スケジュールになった。体力的にも金銭的にも、二度とこんなことはしまいと心に誓った。でも譲りに出さず自分で行ってよかったなと思う。
 プリンスチームの演技にゴスの「ロビンソン」、テレビ放送には乗らなかったけれど最後にオールキャストで挨拶をする時に「夢伝説」が使われていてとても嬉しかったし、初演では客席でひとり興奮してしまった*2
 当日券に並んでいたら、春香クリスティーンさんも列に並んでいた。テレビでは政治オタクな「かわいいけれどちょっと残念」的扱いをされているけれど、顔が小さく色白で、テレビで見るよりずっと華奢で、スケオタの群れの中で一人ピカピカと光っていた。町田ファンだと聞いて親近感を持っていたけど、そんなものを持ってるのが申し訳ないくらい、とってもかわいい女の子だった。それにしても都会って本当に芸能人が道を歩いてるんだな。


 7月16日 PM
 7月17日 AM
 Prince Ice World 2016 inTOKYO@東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ

 これを書いている今でも、なぜこのタイミングで東京まで行ったのか、自分でも分からない。この頃ちょうど仕事が決まり、頭がお花畑状態だったのだと思う。オープニングの町田さんの立ち位置が横浜から変わっていて、16日午後は恐ろしく近かった。戻りで買ったチケットだったけど、本当ラッキーだったなと思う。
 本音は18日の社会調査に参加したかったけれど、泣く泣く東京を後にした。お手紙もお花も渡せない、SNSをしていない、メディア露出も現役時代ほどではない今、町田ファンが町田さんにできることは多くない*3。だから、なにか目に見える形で協力できる貴重なチャンスだったなと今でも少し後悔している。


 10月1日
 Japan Open 2016@さいたまスーパーアリーナ
 Carnival on Ice 2016@さいたまスーパーアリーナ

 去年、関西よりも関東に行っている。どうりでお金がないわけだ。たまアリは2008年の椎名林檎10周年ライブ以来で、当時の記憶よりずっと狭く感じた。私は2013年全日本も2014年世界選手権もテレビで見たので、ああ、ここで町田さんはソチへの切符をつかんだんだ、ここであのエデンの東をやったんだ…と思うと、試合前から胸がいっぱいになった。
 こうやって振り返っていると、2016年は町田さんの新プログラムを前情報なしで2度見ている。なんとも心臓に悪い1年だった。


 10月9日
 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2016 (RE)PLAY@神戸国際会館こくさいホール

 三浦大知さんは、一度生でパフォーマンスを見てみたいと思っていたので、友人に誘ってもらえてとてもうれしかった(本当にありがとう)。
 前々から「抜かれる用の度肝を用意しておかないといけない(そしてそれも足りなくなる)」と聞かされていたけれど、度肝抜かれすぎてハチの巣になるんじゃないかと思った。その場でポンと垂直に軽く跳ぶとか、足を蹴り上げるその一つ一つのちょっとした動きが、勢い任せではなく完全にコントロールされているものだと素人目にも分かった。体幹どうなってるんだろう。タイトル通り、頭の中で何度もリプレイしてしまう瞬間だった。あと曲と曲のちょっとした暗転の間、客席のイケてる女の子たちがだいちーーー!!と叫んでいてなかなかカルチャーショックだった。お客さんオシャレな人がいっぱいいたし見るからにダンスやってる人もいっぱいいた。初めて行く現場は客層を見るのも面白い。


 11月3日
 私立探偵ケイレブ・ハント/GREATEST HITS!@宝塚大劇場

 宝塚歌劇も一度見に行きたいと思っていて、家族とバスツアーで日帰り遠征してきた。雪組を選んだのは、単純に演目が面白そうだった&時代背景的に娘役の衣装が絶対かわいいと思ったのと、以前テレビで見た「ラ・エスメラルダ」の望海風斗さんに釘付けになってしまったからだった。実際に見たらやっぱりすごくかっこいいし歌もお上手で思わずブックマークを買ってしまった。舞台写真は売り切れていた。
 もともと、はるな檸檬さんの漫画がとても好きなので、観劇も「おお、これが漫画に出てきたアレか」と思いながら楽しむことができた。大きな劇場のはずなのに舞台が見やすいようにできているし、観客へのマナー喚起なども気が利いていて、初心者もファンも快適に観劇できる工夫がなされているのを感じる。そして、劇場に一歩足を踏み入れたときから、お客さんがスムーズに観劇を楽しめるようにありとあらゆる用意がされている。お買い物も食事もできるし、郵便局からフォトスタジオまであるし、もはや一つのテーマパークのようだった。ここにいる間は、現実から解放されて宝塚の世界に没頭できるようにできている。100年続くエンターテイメントの本気。機会があればまた観に行きたい。


 12月11日
 SPITZ JAMBOREE TOUR2016 醒 め な い@とりぎん文化会館 梨花ホール

 夏にブログに書いた通り、必死こいてチケットを入手したスピッツ。2年9か月ぶりのスピッツ。最上階最後列のいわゆるハズレ席なのだけれど、イントロが流れた瞬間、そんなのどうでもよくなってしまうスピッツ。ほんとに30年近くやっているのかと聞きたくなるようなMCをするスピッツ。「鳥取砂丘へ遊びに言ったら帰りのバスが無くなってしまい、砂丘から駅前まで歩いた。通ったトンネルが実は『出る』トンネルだったと後から知った」という話を、鳥取公演のたびにしてくれる草野さんが好きだ*4
 鳥取公演の時点で声がちょっとガサガサしていて、珍しいなと思っていたら翌日以降の公演がキャンセルされてしまって驚いた。お大事になさってください。というかここ何年かツアーのたびにキャンセルが出がちなので事務所はもっと余裕を持ってスケジュールを云々。


 12月24日
 12月25日
 第85回全日本フィギュアスケート選手権大会@興和薬品RACTABドーム

 書きたいことは沢山あるけれど、個人的に一番胸に残っているのが村上佳菜子選手のフリー「トスカ」。1ヶ月近く経った今でも、あの瞬間のなみはやドームを思い出すだけで鳥肌が立つ。一人だけ違う競技をしているみたいだった。会場全体を包む「こんな村上佳菜子が見たかったんだ」という興奮は、2014年の全日本の小塚さんのフリーのそれを彷彿とさせた。人目も憚らず泣いた。
 そして本郷理華選手の「リバーダンス」を生で見られたのがとても嬉しかった。何がなんでも全日本で上位に入ってやるんだという意気込みでプログラムを戻したのだと勝手に思っているのだけれど、やっぱりリバーダンスは彼女にぴったりで大好き。
 全日本はまだ2度目だけれどやっぱり独特な雰囲気があって、一人ひとり背負っているものが違っていて、見ているこちらも泣いたり笑ったり手拍子したり立ったり座ったり感情が忙しかった。今シーズンでこんなに胃が痛いのに、五輪代表がかかった来シーズンの全日本はどうなってしまうのだろう。せめてチケットの心配はしたくないので、たまアリでやっていただきたい。


 2016年は、前々から見てみたいと思っていたものをあれこれ見に行けて充実していたと思う。とりあえず今年は既に苗場ライビュとソウルルネッサンスが決まっているので楽しみ。目標としては、舞台「それいゆ」と及川光博さんのコンサートに行ってみたいと思っているところです。

*1:そしてその涙はエリカの登場ですっこんでしまった

*2:だって推しの耳に別の推しの歌声が入ってるんですよ、すごくないですか

*3:ショーで滑る姿を見たり、拍手を送ることがいかに贅沢で幸せなことか、分かってはいるつもり

*4:梨花ホールスピッツ見るのは3回目だけど、毎回このエピソードを話している